女児の母として『生理の貧困』について思う事(その①)

👩‍🦱日常👩‍🦱
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生理とは?

保健の授業みたいになりますが…😅笑

まず生理のしくみをサラっと、おさらいします💡

★生理のリズムは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンという2つの女性ホルモンの分泌で生まれる。

★一般的に生理周期は約4週間(28~30日)。そして生理の期間はだいたい1週間

★生理が始まってからおよそ14日目に「排卵」が起こる。(←1番妊娠しやすい時期)

★生理中は体温が下がって身体が冷え血行が悪くなる。

生理痛(腰痛や腹痛)、肌荒れ、頭痛や胃の痛み、生理の出血によって貧血気味になり身体がだるくなる事もある。

★精神的にも、落ちやすかったり怒りやすくなったり、情緒不安定になる

辛いのは生理の時だけではない

特に知っていてほしいのが生理前にも不調が現れる事があるということです。

イライラしやすくなる、憂鬱な気持ちになる、不安感、胸の張り、むくみ、下腹部の張り、頭痛、集中力の低下、興味や意欲の減退、過食etc..

これらの不調は

PMS(Premenstrual Syndrome)

月経前症候群』と呼ばれます。

排卵後から生理前にかけて起こり、女性の7~8割の人が生理前に何かしらの違和感や不調を感じているそうです。

そしてその症状により、日常生活に支障をきたしている人も2~4割くらいいるそうです。

そして、イライラや気分の落ち込み、不安、怒りっぽくなる、といった精神症状がPMSより重く、日常生活や対人関係にまで影響を及ぼすような場合は

PMDD

(Premenstrual Dysphoric Disorder)

月経前不快気分障害』と呼ばれ、これは精神疾患の1つです。

こちらは抗うつ剤が処方されることもある深刻な疾患で、激しく落ち込む、涙が止まらなくなる、他者に対して攻撃的になる、パニックを起こすといった症状が現れます。

心の方に出てくる症状なので、自分でも気付きにくい部分があるかもしれません。

気のせいとか理由を自分で決めつけないで、不調が気になる時は病院で相談しましょう🏥

痛みも色々

『生理痛』という言葉は皆さんよく耳にすると思います。痛み具合は日によって、また人によって様々です。

機能性月経困難症

・強い子宮収縮が原因

・身体的な原因(病気)が存在しないにも関わらず症状がでる


・子宮や卵巣が未成熟であることや、子宮内膜から分泌されるプロスタグランジンが子宮を過剰に収縮させている


・思春期に多く見られる


ストレスなど

こちらは10代の若い女性に多い症状です。病的なものではなく、年齢を重ねて子宮の機能が成熟すると弱まる傾向があります。

学生で生理痛がヒドイという子は、この疾患に当てはまる事があるかもしれません。

器質性月経困難症

・子宮や卵巣の病気が原因

・直接的な原因となる病気が存在する


・原因は、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症など

こちらは20代以上の女性に多い症状です。

子宮内膜症や子宮筋腫など、なんらかの疾患が潜む可能性あります。

上記のような疾患であった場合、

・月経の量が増加し血液の塊が出る

出血が止まらない

不正出血(生理時じゃないときに出血すること)を起こす

・不妊の原因

・かなり強い痛みが何日も続く

という事もあるそうです。

また、妊娠中や出産時に何かしらリスクを負う可能性もあります。

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