

またです!!
さっきと同じで、私はまた火をつけられそうになります。
うわっ!!!
………ってなった瞬間、また田舎道に戻ります。
これの繰り返しなんです。
でも何回か繰り返すうちに、今度は自分を見ている自分が出てくるんです。
自分が自転車で走ってるくらいの時から少し離れた上の方から自分を見ているんです。
そして見ている側の自分は、この後火をつけられそうになる事を知っているので、自転車で走ってる私に必死に声をかけるんです。
『ダメだよ!!そっちには火をつけてこようとするおじいさんがいるから行っちゃダメ!!』
…ハッ!!
そう思った瞬間、目が覚めました。
でもまだ深夜です。
『嫌な夢みたなー……』
少し恐怖を覚えつつ、また寝直す事に。
『今度は楽しい夢をみたいよなー』
なんて思いながら眠りにつきます。
………
………………………

またです。
また同じ場所なんです。
そして…

またトンネル。そして目の前には
同じ老人が…
……!!


また火をつけられそうになります。
同じなんです。
起きて、また寝ても
あの悪夢の続きなんです。
何回繰り返したのでしょうか。
目覚ましの音で目が覚めました。
今度はちゃんと現実の世界です。
ひたすら同じ場面をループする夢。
気づいて声をあげ続ける自分。
何回も同じ場面に遭遇しているのに同じ事を繰り返す自分。
そして私に火をつけてこようとする謎の老人。
もちろん老人は全く心当たりもなければ、全然知らない人です。
この夢が何を意味していたのかは未だに分かりません。
ただ1つ。
忘れた頃に、また同じ夢を見ることを、この時の私は知らない。
fin…
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